「50肩て治らないですよね?」「1年くらいかかるから経過をみていたけど、どんどん痛みが強くなるから来院しました」などはよくある訴えです。
問診、診察を丁寧におこない、手術をすべきか、保存療法を継続すべきかの道しるべを提示します。他院での治療後の方の相談にも取り組みます。
圧倒数のエビデンスに基づく標準かつ独創的な治療の提供
院長の森は、これまで数々の学会発表や、国内外で得た自信のある知見を公表してまいりました。
その中でも、腱板断裂、肩鎖関節脱臼や反復性肩関節脱臼に対して報告してきた治療は、世界中の専門医から参考治療として各施設の研究のために取り入れられています。
また、ホームページを通じた肩関節に関する病気の説明に力を入れています。外来では特に病気の理解に時間を割いています。
「反復性肩関節脱臼」
「肩関節周囲炎(50肩)」・「拘縮肩」・「石灰沈着性腱板炎」・「上腕二頭筋腱損傷」
「肩関節周囲炎(50肩)」・「腱板断裂、腱板損傷」・「上腕二頭筋腱損傷」・「変形性肩関節症」・「腱板断裂症性変形性肩関節症」・「石灰沈着性腱板炎」
肩関節唇という肩甲骨関節窩にある関節唇という軟骨が損傷します。交通事故などの高エネルギー、ベンチブレスを繰り返してもちあげるなどでおこります。
野球や、ハンドボール、バレー、水泳などは上肢を酷使することでおこります。
保存療法(中心は理学療法、つまり運動療法)で軽快しますが、軽快しない場合には手術療法が必要であります。手術は関節鏡で行われます。
肩の脱臼が何度もおこる病気です。肩が抜けそうな感じがする、嫌な感じがあり,怖くて腕を挙げられないことが多くなります。根治は手術療法であります。
中高年者でさしたる誘因がなく肩痛および可動域制限をきたし、腱板断裂や石灰沈着性腱板炎などの疾患が除外された疾患が定義とされています。
肩関節の疼痛を我慢しながら肩を使い続けた結果、肩の可動域制限をきたしてしまった病態を言います。注射や運動療法、サイレントマニピュレーション、内視鏡手術が方法になります。
肩腱板断裂は、肩の筋肉と骨をつなぐ腱が部分的または完全に切れてしまう病気です。肩の痛みや動かしにくくなります。特に腕を挙げたり、後ろに回す動作が困難になります。
腕の筋肉を骨に繋げる腱が部分的または完全に切れることで発生します。この損傷は痛みを引き起こし、腕を動かしにくくします。特に物を持ち上げたり、腕を曲げたりするときに困難を感じることが多いです。
肩の関節が老化や過度の使用で磨耗し、軟骨がすり減って痛みや動きの制限を引き起こす病気です。肩を動かすとき音がすることがあります。日常生活では腕を挙げて、物を持ち上げるのが難しくなります。
肩の筋肉を骨に繋ぐ腱が部分的または完全に切れる腱板断裂と、肩の関節が老化や過度の使用で磨耗し痛みや動きの制限を引き起こす変形性肩関節症が同時に起こる病気です。肩の痛み、動かしにくさ、腕を上げる動作の困難さが特徴です。
肩関節の運動中に、上腕骨の頭と肩甲骨の下側(肩峰)との間で、筋腱や組織が圧迫されることによって生じる痛みや機能障害を指します。
この圧迫によって、肩関節の動きが制限され、痛みが引き起こされることがあります。
肩の腱板にカルシウムが沈着し、炎症を引き起こす状態です。
この疾患は、特に中高年の人に多く見られ、肩の痛みや可動域の制限を伴います。
詳しく調べる