近鉄東寺駅前の京都整形外科 肩スポーツクリニック(京都肩スポ KSS)

肩腱板断裂・腱板損傷の手術

腱板断裂・腱板損傷の術式

  • 鏡視下腱板修復術は、断裂した腱板を上腕骨頭にくっつける手術です。
    内視鏡で観察しながら、糸付きビス(アンカー)を骨頭に挿入し、糸を腱板に装着します。装着が終わるとスライディングノットという縫い方で縫合すると、腱板を上腕骨頭に圧着でき、縫着が可能です。
    断裂形態で、使用するアンカーの数は変わります。大きな断裂ほど糸が必要となり、アンカー数は増えます。

鏡視下腱板修復術-1
腱板断裂がおこると上腕骨頭から腱が浮いているのが内視鏡で観察される。

鏡視下腱板修復術-2
鏡視下腱板修復術-3
鏡視下腱板修復術-4

腱板にループ糸を装着し、ループにアンカーの糸をいれ、ループ糸をひっぱることにより、腱板にアンカー糸が装着されます。

鏡視下腱板修復術-5

スーチャーグラスパーという糸をつかまえる器具を腱板につきさし、糸をとり、腱板にアンカー糸を装着する。

鏡視下腱板修復術-6

スライディングノットという縫い方で腱板に装着した糸を縫合し、腱板を骨に縫着(骨にくっつける)します。

鏡視下腱板修復術-7

アンカー糸を縫合し、腱板が骨に固定されている。